ADHDの息子が不登校になって分かったこと

2020年11月4日

息子に不登校の兆候が見え始め休みがちになったのは小学校1年生の時でした。
そして4年生の時から完全に不登校になりました。
それから6年生の現在まで学校に行っていません。

ことの発端は些細なことでした。
同じクラスのY君は息子に対してどうでも良いことでも正義感で注意や指摘をする子でした。
それは決して間違っていることではないことですが、ほとんどの人が気にもとめないような事を注意してきました。
例えば校庭のトラックを走っていて間違えて片足が内側のラインを超えただけで指摘したりするような子でした。
また人が見ていないところで息子にちょっかいを出してくるような子でした。当然息子もそれに何かしらの反応をするのですがY君は泣き虫でいつも泣いてしまいます。
そしてすぐに先生を呼んで「K君(息子)にやられた」と大騒ぎするのです。

更に後でわかったことですが運の悪いことにこのとき担任だった女性の先生は自分の主観でしか物事が見えない他の先生からも評判の悪い先生でした。
この先生は原因を追求せず状況だけを見て判断するので、いつも息子だけが悪者にされて息子だけが叱られていました。

当時の息子は自分の気持ちを表現することがとても苦手でした。
もともと言葉が遅かったので口に出して言うことや表情で感情を表すことがなかなか出来ませんでした。
なので先生にY君が先に手を出したことを言えずにいました。
普段から発達障害の不器用さから行動がガサツに見える上に、いつも先生に叱られているのでクラスのみんなの印象は『K君は悪い子だ』となってしまいました。
そして息子は注意されることに敏感になってしまい自信を喪失してしまいました。

年が明けると優しかった息子が感情的になることが増えてきました。すでに通院していた大学病院の発達障害専門外来でも処方箋が増えてきました。
昼休みも友達と遊べなくなりました。

先生は相変わらす息子がガサツな行動を起こす度にいちいち電話で報告してきました。
親である私達も心配でその日あったことを息子に菊のですが息子は物事を口に出して表現することが苦手なので「いつもと同じ」とか「普通だった」としか言いませんでした。

1年生の2月くらいに「12月くらいに僕が言うことはいつも間違っていると友達にいわれた」と先入観で否定されてしまったを泣きながら家内に訴えてきたことがありました。

この頃は先生の言うことだけを真に受けて私達親も息子の悪い面ばかりを見ていました。
当時の手帳には息子の悪いことの羅列ばかりです。
もっと息子の気持ちに寄り添ってあげればよかったと後悔しています
ここで私達が間違った判断をしてしまったため、息子は2年生の11月からは教室に入ることさえできなくなってしまいました。

これを読んでいる同じ境遇の親御さんたちに伝えたいことがあります。
自分のお子さんを誰よりも信じてあげてください。
そして誰よりも寄り添ってあげてください。
子どもを真剣に助けてあげられるのはいつも一緒にいる親だけなのですから。

私達のように後悔しないでください。